『丁寧な暮らし』を目指して

忙しい中でも、少しでもストレスを感じないよう、工夫して、丁寧な暮らしが出来るように頑張っている日々を残して行きたいのです。

地震から8か月の続き

こんにちは!はなです!

 

 

 

今日は前回のブログの続きで、地震のことを書きたいなと思います。

書くことで自分の心の中に整理をしたいのです。今年も終わりますしね。

 

地震が収まり、家族が無事なのを確認し、安堵したのもつかの間、

震度3以上の余震が止まらず、あたりは真っ暗。

鳴りやまない携帯の警報アラーム。

「また来るかもしれない・・・」

 

とりあえず、周りに倒れるものがない、広い駐車場に

家族身を寄せて朝が来るのを待つことに。

朝が来るのがこんなにも長いとは思いませんでした。

 

余震に耐え続け、ようやく朝を迎えました。

あたりが明るいなったことで、被害状況が目に見え始めました。

地震は夢ではなかったんだな。

まさか熊本で地震があるなんて考えもしなかったな。

 

でも家族が無事だったので、すごく幸いでした。

夜中だったから、家族みんな自宅にいたし、

火を使っている家庭もほとんどなかったから、

まわりで火事もなかった。

何より、子供たちの記憶に怖いという

記憶やトラウマが少なくすんだことなど、

私たちはラッキーでした。

 

そして地震の直後だというのに、

周りの自治体の人達が炊き出しの実施。

これにはとても感動しました。

みんなで声かけあって、始められたそう。

みなさんも被害にあわれたはずなのに、

なんて素晴らしいんだろう。

 

頂いたごはんはとても温かく、おいしかったです。

 

そのあとも全国の方から物資が届いたり、

ボランティアの方が沢山来ていただいたり、

全国から熊本に温かいエネルギーが注ぎ込まれる

ようでした。

 

もちろん自治体の方や国や県の方々も

寝ずに対応される姿を見て、感動しました。

 

人は「助けられたい」という気持ちより、

「助けたい」という気持ちの方が強いのだと。

 

そんな私も、幼い子供がいなければ、

すぐさまボランティアに行きたい!!!!

と思っていました。

 

正直、国がここまでするのは当たり前だと思っている人、

色々していただいてるのにも関わらず、偉そうに文句を

いう人。

もらえるものはもらっておかなければ損だと、

片っ端から物資を持って帰ろうとする人。

大した被害でもないのに、罹災証明を発行しようと

する人。

私の周りにもいらっしゃいました。

こっちは被害うけてるんだと叫ぶ人さえいました。

 

人間の素敵なところと、

汚くて、欲張りなところ。

両方を真近で見ることになった私は、

人生をどうやって生きるべきかを

教えてもらい、

そして、子供たちに何を教えるべきなのか

改めて考えるきっかけとなりました。

 

人生の価値観が変わる大きな出来事。

 

私はこの出来事で、

より家族が大事だという事を実感し、

どう生きるべきかを得ることができました。

そして子供たちに伝えたいこともはっきりわかりました。

 

そして、この場を借りて、温かいご配慮をくださった方々に

心からお礼をしたいと思います。

本当にありがとうございました。

8か月たってもなお、温かいご支援が届いています。

恩返しできるよう日々努力して、懸命に生きていきます。

ありがとうございました!!!